0026 / 満天の空に君の声が

2018.10.22 (Mon)

流星群。

文字の列びだけでもう素敵である。

昨晩から明朝にかけて『オリオン座流星群』が流れて

しかも全国で見えやすいらしいとの情報を20時ごろの

LINEニュースで知った。

一昨日まで10日間出ずっぱりだったため久々に家で

めちゃくちゃ寝て、おきて、寝て、おきたのちのニュースだった。

家から出る気が完全ゼロだった私だったのだけれど

せっかくだし願い事もしたいし見に行ってみようかな、と。(安易)

終電で、海へ。

寒い。普通に、余裕で、寒い。

私としたことが今年海に行っていなさすぎて10月の海を侮ってしまっていた。

着いたのは1時ごろ。

ウェザーニュースによるとピークは2時ごろとのこと。ふむふむ。

とりあえずカメラのセットをしてみる。

珍しく三脚も忘れず持ってきた。準備万端である。

試し撮り。

筆でピャッとやったような星空。すでに綺麗である。

昨晩は月がとても明るかったため、沈むのをしばらく待つ。

その間に流れ星を探す。

時間ありすぎてセルフポートレートをしていたのだけど

このタイミングで人が来てしまい、中断。

(シャッター押して、走って、場所に着く、の繰り返しのため他人がくると邪魔になりかねない。

天体写真は地面が揺れるとNGなので特に気をつかう。そして何よりちょっとはずかしい。)

いろいろ試したかったのだけど、持ち越し。

やって来た人と挨拶を交わし、観測続行。

2時を過ぎる。3時を過ぎる。いよいよ月も沈んだ。

…..星、流れねえ！！！

目が悪いからかな？と思ったけど多分そうではなく本当に全然流れてない。

もしくは流れていたけど肉眼での確認は難しかった。

まあ星もぼちぼち撮ったし流石に凍死しそうだなと思って切り上げかけた

AM4:00。突如一斉に星が流れ始めた。

四方八方あちこちから流れては消えてを繰り返して、相当の数を見ることができた。

よっしゃ願い事！！！！と気合いを入れるも

あんな一瞬で願い事なんてできるわけないわと秒で心が折れた。

そんな一瞬で必死に三回も唱えるような強い願い事ならそれはもうきっと

自力で叶えられるでしょうってことなんだろうな。

叶えましょう。

夜明けが近づいた頃に、歩き始めた。

5時前だっていうのにウォーキングしている人の多いこと。

海近くで朝日が昇るのを見ながら歩けるなんて、心身共に健康的すぎィ。

日が昇りきってからの朝時間にはあまり興味がないため、海から離脱。

今回海へ行ったのは、流星群を見るためではあったのだけれど

「明けない夜は無い」ということを今一度自分の中で確認したかったから。

私は悩みたがりなので常日頃何かに悩んでいるんだけれど

どうでもいいこともあればもちろんそうでないこともある。

ここ最近、3ヶ月くらい、ずっと考えて、ずっと悩んでいることがある。

本当はきっともっと前から考えていたのかもしれないけれど。

誰かに相談するにもなんだか説明が色々ややこしく

本意も真意も伝わらないだろうと思ってしてこなかった。

あ、でも一人にだけ相談したや。そういえば。

解決はしなかったけれど、とても心が軽くなったのを思い出した。

そして先に言っておくけれど、恋愛とかではないす。そんなことで悩まないす。

そのことを、いろんな方向からちゃん見てみて

どうすることがベストなのかを改めて考えていた。考えていた…。

「もう考えるだけじゃなくて、行動しなきゃ」

と言われたばっかりだった。行動。してたなぁ。

どうしてしなくなってしまったのかは、自分が一番わかっているし

自分しかわからない。

わからないふりして、本当はずっとわかってるんだ。

行動、します。

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